夏休みの宿題の中に「自由研究」ってありますよね。
ついつい後回しにしがちな宿題ですが、簡単に出来る工作で楽しく実験できる内容だと作るのも楽しいですよね。
今回は、ストローを使って作ったロケットをスーパーボールで簡単に飛ばす方法を紹介しますね。
目次
ストローロケットとは?
ストローをロケットに見立てて「ストローロケット」を作り、スーパーボールを発射台にして、どこまで飛ぶのかを実験します。
幼稚園児からでもチャレンジ可能
作り方は、いたってシンプルなのでハサミが使える年齢なら大丈夫ですよ(*^-^*)
小さなお子さんは、少し大人が手助けしてあげる必要がありますが、小学2年生の息子は自分で考えていろいろ工夫していました。
ストローロケットで研究できる事
- ストローの長さを変えるとどうなるか研究できる。
- ストローに巻くビニールテープを沢山巻くとどうなるか研究できる。
- スーパーボールの大きさや個数で飛び方が変わるのか研究できる。
ストローロケットの材料
準備するものは、とっても簡単です♪
ストローロケットの材料の説明
- ストロー1本・・・8㎝くらいに切る
- 色画用紙1枚・・・6㎝×2.5㎝角に切る
- スーパーボール・・・1個
- 竹串 1本・・・尖った先端を少し切っておく
- 両面テープ
- ビニールテープ
- はさみ
ストローロケットの作り方
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1色画用紙で2.5㎝×6㎝の長方形を作ります。下から5㎜に線を引き両面テープを張ります。写真は、下から5㎜両面テープを張った状態です。
2センチ間隔で線を引き5㎜の所に印をつけて三角形を作ります。
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22㎝の線で」切り取ります
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3三角形を切り取ります。
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4両面テープをはがして、ストローに貼っていきます。ストローの一番下に合わせて貼ってください。
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5残りの2枚も同様に貼ります。1枚目に貼った続きに隙間なく貼ってください。
三枚とも張った状態です。
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5ストローに色画用紙を貼った反対側にビニールテープを巻きます。ビニールテープは5㎝くらいです。
先端にしっかり貼ってください。
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6スパーボールに竹串をさします。3分の2くらい刺さっていたらOKです。あらかじめ目打ちなどでスパーボールに少し穴を開けておくと竹串がさしやすいですよ(*^-^*)
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7竹串にストローロケットを通して出来上がりです。
ストローロケットを飛ばしてみよう!
ストローロケットを通した竹串の先を持ち、1メートルくらいの高さから離します。
そうするとスーパーボールが床にあたった衝撃で竹串からストローロケットが飛び出します。
竹串を離して床に落ちていくところです。
スーパーボールが床に当たって、ストローロケットが飛び出している所です。
竹串をまっすぐ落とすと、ストローロケットはまっすぐ上に飛び出します。
落とすときに斜めになると、角度がついて斜めに飛び出してきます。
今回、ストローロケットはまっすぐ上に飛びました。
2メートル上の天井にぶつかって跳ね返りました。
結構なスピードで天井に当たったので、屋外でどれくらい高く飛ぶか実験するのも良いですね。
ストローロケットを飛ばすときの注意点
ロケットは、うまく落とすことが出来たら真っすぐ上に飛びますが、斜めに落としたり天井に当たることで、どこに跳ね返るか分かりません。
あまり近くに人がいないことを確認して実験してくださいね。
ストローロケットとスーパーボールを工夫しよう
ストローロケットは、ストローの長さやビニールテープの巻き付け回数を変えたりと工夫することができます。
子供達が作ったスパーボールロケットです。羽をつけずビニールテープを巻いただけの物も作りました。
スーパーボールの個数を変えることで、飛ぶ速さや距離が変わってきます。
必ず、大きなスーパーボールを1番下にして順番に小さくしていきます。
必ず1番下のスパーボールと1番上のスーパーボールが離れないように輪ゴムやビニールテープでくっつけて下さいね。
スーパーボールに穴を開ける方法
スーパーボールの個数を増やすときは、1番上と真ん中のスーパーボールに穴を開ける必要があります。
スパーボールに目打ちで穴を開け、そこに鉄の細い棒を差し込んでいきます。
この時、鉄の棒はゆっくり差し込んでいかないとスパーボールが割れてしまうので気をつけて下さい。
まとめ
今回は、ストローを使ってロケットを作成しました。
簡単にできるロケットですが、ストローの長さやスーパーボールの大きさ・個数を変えることで実験の幅が広がると思います。
勢いよく飛ぶロケットに子供たちは大喜びで、どんな工夫をするとどんな風に飛ぶのか一生懸命考えていました。
子供の発想力は、少しヒントを出すだけで無限に出てくるかのようです。
簡単にできる実験ですが、夏休みの宿題や室内で簡単に作って遊びたい時に是非作ってみて下さいね。